私はソニーの完全ワイヤレスイヤホンWF1000XM4を発売日に購入し、今日まで毎日愛用しています。
今回はWF1000XM4をこれから購入しようかどうか迷っている方へ向けて、半年間使用し続けて分かったWF1000XM4のいい所・いまいちな所を徹底解説します。
基本性能から実際に使ってみるまで気づかなかった良い点、悪い点まで徹底的にレビューしたのでぜひ最後までご覧ください!
・最高レベルのノイズキャンセリング&音質
・本体8時間+ケース16時間のバッテリー
・ワイヤレス充電、急速充電対応
・IPX4の防水性能
・風ノイズ軽減モードが外出時に超便利
・外音取り込み性能はこの価格帯では普通
・マイク性能はこの価格帯では普通
・ノイズキャンセリング⇔外音取り込みモードの切り替えが遅い
・特殊なイヤーピースのため慣れるまで少し違和感を感じる場合がある
WF1000XM4の評価表
現在発売されているワイヤレスイヤホンの最高レベルを10として、WF1000XM4の評価を行いました。
ノイズキャンセリング | 10 |
音質 | 10 |
装着感 | 9 |
外音取り込み性能 | 6 |
マイク性能 | 6 |
接続性 | 10 |
連続再生時間(NCオン) | 8時間 |
連続再生時間(NCオフ) | 12時間 |
コーデック | SBC, AAC, LDAC |
防水性能 | IPX4 |
その他 | 風切りノイズ低減機能 |
WF1000XM4のノイズキャンセリング性能
ノイズキャンセリング性能については、間違いなく現行の完全ワイヤレスイヤホンの中でもトップレベルに良いです。
Airpods pro やBose quiet comfortと比較しても同等かそれ以上のノイズキャンセリング性能を持っています。とくに WF1000XM4は人の声もかなり消してくれる印象です。
また、ノイズキャンセリングイヤホン、ヘッドホンにはホワイトノイズという「サー」というノイズがつきもので、イヤホンによっては静かな場所だと結構気になるのですが、WF1000XM4はホワイトノイズをまったく感じません。
WF1000XM4の音質
音質に関しても、WF1000XM4は間違いなく完全ワイヤレスイヤホンの中では最高レベルです。
WF1000XM4は高音域から低音域までバランスよく、解像度も非常に高いです。
前作のWF1000XM3では対応していなかったLDACという高音質コーデックに対応しおり、このコーデックで再生するとワイヤレスイヤホンとは思えないほどです。
これぞソニー!といった感じで高音域から低音域までとてもバランスの取れた音!
付属アプリにはイコライザもあるから自分好みの音に変更できるのもGOOD!
WF1000XM4の装着感
装着感については、購入してから1か月程度は3,4時間使っていると耳に違和感を感じて外したくなることがあったのですが、現在は5,6時間使っても快適に使用できています。
WF1000XM4は「ノイズアイソレーションイヤーピース」という独自開発のイヤーピースが使われており、これにより高い遮音性を実現しているのですが、独特な感触のため耳になれるまでに少し時間がかかる場合があるのだと思われます。
また、完全ワイヤレスイヤホンにありがちな使っていて耳から外れてしまうということも一度も起こっていないです。
WF1000XM4の外音取り込み、マイク性能
マイク性能に関しては、前作のWF1000XM3と比較すると格段に良くなったもののまだまだAirpods proには勝てないなという印象です。
WF1000Xm4には新しくビームフォーミング技術と骨伝導センサーが搭載されており、騒音下でもしっかり音を拾ってくれると紹介されていますが、正直マイク性能・外音取り込み性能はこの価格帯では普通レベルです。
また、「ノイズキャンセリングモード」と「アンビエントサウンドモード(外音取り込み)」の切り替えはデフォルトの設定では左のイヤホンをタップすることで行えるのですが、この切り替えは数秒のラグがあり、また切り替え時に「ノイズキャンセリングモード」、「アンビエントサウンドモード」と切替先のモードの音声が流れます。
モード切替の遅さは不満ポイントですが、マイク性能・外音取り込み性能に関しては普通に使用する分には十分問題なく、ZOOM等のアプリでも快適に使えています。
WF1000XM4とWH1000XM4の接続性
WF1000XM4の接続性は非常によく、大きな駅などで使用しても途切れることはほぼないです。
また、youtube等の動画を再生しても音声のラグは特に感じませんでした。
WF1000XM4については、接続性が不安定であるというレビューを見て不安に思っている方もいるのではないでしょうか?
実際に私も購入してからしばらくは私も接続が頻繁に途切れる不具合が発生しており、非常にストレスでしたが7月27日のアップデートで改善されました!
なので、 WF1000XM4は現在は接続性に関しても問題なく快適に使用できます。
WF1000XM4のアップデート内容については、こちらの記事に書いていますので気になる方は見てみてください。
WF1000XMの購入は4はこちらWF1000XM4の良い所はここ!
風ノイズ軽減モードが超便利
WF1000XM4を使っていて一番便利だと感じる機能は風ノイズ軽減モードです。
「風ノイズ軽減モード」はWF1000XM4独自の機能で、名前の通り風のノイズを大幅に軽減してくれます。
ノイズキャンセリングイヤホンはマイクで外音を集音しているため、普通のイヤホンと比較しても風ノイズが大きくなりやすいのですが、風ノイズ低減モードにすると風の音がかなり抑制されるためとても便利です。
風ノイズ軽減モードは本当に便利!
筆者も買う前は特に気に注目してない機能だったけど、いまは「風ノイズ軽減」できるってだけで今後もソニーのイヤホンを使い続けようと思えるくらい便利な機能!
イヤホン本体、ケースがかなり小型化された
また、イヤホン・充電ケースの小型化もとてもうれしいポイントです。
前作の WF1000XM3はイヤホン本体がかなり大きく、耳から飛び出ている印象でしたがWF1000XM4はかなり小型化され、デザインも今風に丸みを帯びたおしゃれなデザインとなっいます。
充電ケースの大きさに関してもAirpods proほどではありませんが、前作のWF1000XM3やBose quietcomfortと比較するとかなり小さく、ポケットに入れてもそこまで気にならないです。
WF1000XM4のいまいちな所はここ!
イヤホン単体で音量調節ができない
WF1000XM4は、音楽の再生、一時停止、スキップとノイズキャンセリング、外音取り込みの切り替えはイヤホンをタップすることでできるのですが、音量調節はできません。
したがって音量調節をするためには接続しているスマホ等の機器を取り出す必要があるのですが、ここは不満ポイントです。
[追記]付属のアプリ「Headphones Connect」のタッチセンサーの機能を変更から音量コントロールをイヤホンからできるように設定できるようです。
ただ、音声の一時停止やスキップなどの「再生コンコントロール」またはノイズキャンセリングモードと外音取り込みモードを切り替える「外音コントロール」のどちらかと交換する形となります。
私は上記二つのコントロールは必須なので、音量コントロールは設定せずスマホからしています。
音量コントロール設定時の操作方法は下画面の通り。
ノイズキャンセリング⇔外音取り込みの切り替えが遅い
先ほども書きましたが、WF1000XM4は ノイズキャンセリング⇔外音取り込みとモードを切り替える(デフォルト設定ではイヤホンの左側をタップ)ときに数秒時間が程度かかります。また切り替え時に「ノイズキャンセリング」または「アンビエントサウンド」と音声が流れてから切り替わります。
誰かに話しかけられたときにノイズキャンセリングからアンビエントサウンド(外音取り込み)へとモード切替をしても切替が間に合わず、聞き取れないということがあります。
特に上記の切替え音声が流れている間は相手の言葉が全然聞き取れません。
イヤホンを耳からとるほうが断然早いので、私の場合は誰かから話しかけられたらイヤホンを外しています。
WF1000XM4には「装着検知機能」が搭載されており、イヤホンを外したときには自動的に外していない方のイヤホンは外音取り込みモードへと変わり、また再生中の音声も一時停止されるのでこの使い方でも特段問題はないです。
ケースが傷つきやすい
私が購入したのはプラチナシルバーの方なのですが、傷つきやすく色も付きやすいです。また、ケースはさらさらとした感触で滑りやすいです。
持ち運んで使う人はケースは必須です。
おすすめのケースはこれ↓です。シリコン製で防水、衝撃耐性があるので安全です。
まとめ
・最高レベルのノイズキャンセリング性能&音質
・本体8時間+ケース16時間のバッテリー持ち
・ワイヤレス充電、急速充電対応
・IPX4の防水性能
・風ノイズ軽減モードが外出時に超便利
・外音取り込み性能はこの価格帯では普通
・マイク性能はこの価格帯では普通
・ノイズキャンセリング⇔外音取り込みモードの切り替えが遅い
・特殊なイヤーピースのため慣れるまで少し違和感を感じる場合がある
ここまで読んでいただきありがとうございました!
今回はソニーの完全ワイヤレスイヤホンWF1000XM4のレビューを行いました。
個人的には、今まで買ってきたワイヤレスイヤホンの中でも一番良いイヤホンで、とてもおすすめです!
ワイヤレスイヤホンを購入している方はぜひ候補に入れてみてください!
この記事が少しでも皆さんのお役にたてれば幸いです。
それでは!ここまで読んでいただき本当にありがとうございました!
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