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こんにちは!まつのきです!
今回は東京理科大学の学校生活について、実際に現在東京理科大学の工学部電気工学科に通っている筆者が紹介します!!
「理科大生の学生生活が知りたい!」
「留年率が高いって本当?」
など、理科大を受験しようか迷っている人・理科大への進学が決まった人には必見の内容です!ぜひ最後までお付き合いください!
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理科大生はどれくらい忙しい?
1年生の時間割を紹介
筆者の1年前期のときの時間割を紹介します!
一コマ90分で、一時間目が8:50から始まり、5時間目が17:40に終わります。
赤色の授業は一般教養科目と言って、卒業するまでに決まった数取ればいい単位です。葛飾キャンパスに通う学生は学部、学科によらず同じ選択肢から選びます。
一般教養科目で受けることができる授業には心理学、哲学、体育、芸術などがあります。さまざまな分野の専門家の話を聞くことができてとても楽しい授業です。
青色の授業は必修科目と言って、電気工学科の学生は必ず履修する授業です。
科目名で想像がつくかもしれませんが、数学と物理ばかりです。
物理系の授業も物理に関係する数学の公式や計算方法の学習がメインで、1年生はほとんど数学の勉強をすることになります。
特に微分積分が中心となるので、入学前に高校の範囲の微分積分を復習しておくと良いです。
復習には大学の微分積分の参考書「1冊でマスター大学の微分積分」がおすすめです。大学の微分積分を学習するうえで必要な高校までの知識を要点を絞って丁寧に解説してくれています。大学の微分積分の内容も非常に分かりやすく解説しているため大学に入ってからも必ず役に立つ良書です。
電気工学科の学生は基本的にどの学年でも一週間に一回実験を行います。画像の時間割では水曜日の「電気工実験」が当てはまります。
一年生では前期と後期に分けて「物理学実験」と「電気基礎実験」の二つの実験を行い、実験結果とその考察を行うレポートを毎週作成する必要があります。
レポートはパソコンで作成するのですが、私がパソコンに慣れていなかったこともあり、毎週レポートの作成に15~25時間程度かかっていました。理科大が他の大学に比べてキツイのは間違いなくこの科目のせいです。
理科大に進学することが決まった方は、早めのうちにパソコンの操作に慣れておくことをおすすめします。
サークルの加入率は?
精確な数字についてはわかりませんが、東京理科大学の学生は、サークルに入っている人のほうが多い印象です。
ただ今はコロナの影響もありサークルは入っているけど活動はほとんどしたことないという人や、そもそもサークルに入っていないという人もかなりいます。
また、少数派ではありますが「兼サー」をしている人もいます。理科大でもサークルをする暇がないくらい忙しいということはないので安心してください。
「兼サー」とは、複数のサークルに入っている状態のことだよ
サークルについては、大学始まってからいろいろなサークルが「新歓」を行うので、自分に合うサークルがあったら入ろうかなという感じでも全然大丈夫です。
バイトについて
バイトはほとんどの人がしています。バイトに出る頻度は私の周りでは週2~3程度の人が最も多いです。
バイトのジャンルですが、塾講師や家庭教師などの教育系のバイトをしている人が多いです。
実際私も1年生の時に塾講師をしていたのですが、理科大生というだけで採用試験を免除されたりと採用されやすいイメージでした。
もちろん定番のコンビニや飲食店でアルバイトをしている人もたくさんいました。
サークル・バイトなどもそうですが、理科大生でも勉強以外のことをする時間は十分にあるので心配しなくて大丈夫です。
理科大は留年率しやすい?
「理科大は留年しやすいって聞くから心配」
という人も多いと思います。
実際私も、入学する前の一番の不安は留年についてでした。
しかし、理科大だから極端に留年しやすいということはないです。
私の代の電気工学科の学生数は1年生ののとき90名強、2年生で80名強なので、10名程度が留年または休学、退学をしたことになります。
この数字を見ると高いと思うかもしれませんが、理科大に限らず大学の理系学部の留年率はだいたいこのくらいなので、理科大だから極端に留年しやすいということではないです。
理科大は国公立落ちの人だらけ?
「理科大は国公立落ちの人だらけ」
というイメージを持っている人もいると思いますが、そんなことはないです。
もちろん、東京工業大学などの上位の国公立大学を目指していた学生も一定数います。国公立落ちの人の割合は体感だと半分いくかなという程度です。
一年生の時に授業中にアンケートを取ったのですが、理科大第一志望の人もかなりいました。
私自身、理科大第一志望の人間なので入学前は
「東工大や旧帝大を受けるような人たちについていけるかな…」
と不安でした。しかし、実際は大学受験時の偏差値と大学での成績にはそこまで大きな関係はなかったです。大学入学後にどれだけしっかり勉強に取り組むかのほうが全然大切です。
理科大生の進路について
工学部電気工学科は理科大内の他の学科と比較しても、「大学院への進学率が非常に高い」です。
2019年において、理科大の他の電気系学科である理工学部の電気電子情報工学科の進学率は63.3%、先進工学部(旧基礎工学部)の電子応用学科の進学率は57.2%であるのに対し、工学部電気工学科の進学率は71.9%もあります。
進学先は理科大の大学院が一番多いですが、中には東大や東工大の大学院へ進学する人もいます。
学部卒の進学先も決して悪いというわけではなく、NECやソニー、ホンダ、富士通など日本を代表する有名企業へ就職しています。
大学院に行くかどうかについては、早い段階から親と相談しておくといいと思います。
さいごに
ここまで読んでいただきありがとうございました!
数十年前の厳しい留年制度のため、理科大は「厳しい・留年しやすい大学」というイメージが定着してしまいましたが、実際はほかの理系大学と比べても極端に留年しやすいということはないです。
確かに理科大は大学の中では忙しい方かもしれません、しかしその分自分の力はつきますし、就職先などその後の進路も非常にいい大学です。
僕自身は理科大に進学して良かったと思っています。
「将来のために、勉強も頑張りたい」という人にはとてもおすすめの大学です!
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理科大への進学が決まった方、合格おめでとうございます!入学までまだ時間がありますが、まずはたくさん遊んでください!そして、大学生活へ向けてちょっとだけでも準備をするとかなり楽になるのでぜひ!
また、私自身の経験としてパソコン操作とタイピングは学校が始まる前にある程度できるようになっていないと本当に大変なのでぜひ早いうちからなれておくことをおすすめします!
受験生の方、これから大変な時期だと思いますが、体に気を付けて、勉強頑張ってください。応援しています!!!
この記事が少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
それでは。ここまで読んでいただきありがとうございました!!
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